2025.07.16

文化学園大学の「ブランド企画演習Ⅰ」に弊社代表の草木が登壇しました。

2025年7月14日(月)、文化学園大学の服装造形学研究室授業「ブランド企画演習Ⅰ」にて、学生によるブランド企画プレゼンテーションが行われ、弊社代表取締役 草木佳大がゲスト講師として参加しました。


学生たちは、

  • 「見せる下着」や「新しいフォーマルウェア」など、時代に合わせた独自の視点
  • 「レンタル」や「リメイク」など、社会課題や仕組みに注目した提案
  • 「真のラグジュアリー」や「世界観を大切にしたデザイン」など、深いテーマ性

といった多様な切り口で発表を行いました。

ゲスト講師はkelluna.(ケルナ)代表の前川裕奈氏、弊社代表の草木の2名で、

  • コンセプトとデザイン・商品の一貫性
  • ブランドとしての硬度や運営方法の整合性
  • 市場調査の精度やペルソナ設定の明確さ
  • プレゼンテーションの進め方

など、実務視点に基づいたフィードバックが行われました。


また学生との質疑応答では、「自分らしさとは?」「ラグジュアリーとは何か?」「価格と信念の折り合いはどうつけるのか?」といった、ブランドを形にする上で避けて通れない質問が飛び交い、非常に熱量の高い時間となりました。


講義の締めくくりに、草木は学生たちへ次のようなメッセージを贈りました。

「好きなことを本気でやることが大事。けれど、続けていくには市場調査や理論など、勝つための戦略が欠かせません。AIが台頭するこれからの時代においては、自ら考えて生み出すことができるデザイナーはより一層貴重な存在です。だからこそ、自信を持って挑み続けてほしい。」


この講義を受けてくださった皆さんが、これから先もワクワクしながら、自分の道を歩んでいけるように願っています。

今後もCANARIは、教育機関との連携を通じて、若いクリエイターたちの学びと実践をつなぐパートナーとして、共に新しい価値を生み出していきます。



 

右:前川裕奈氏 左:草木

前川裕奈氏
1989年生まれ。慶應義塾大学法学部卒業後、三井不動産を経て早稲田大学大学院で国際関係学修士を取得。JICAや外務省の仕事を通じてスリランカと関わり、2019年にセルフラブをテーマにしたフィットネスウェアブランド「kelluna.」をスリランカで起業。現在は日本とスリランカを行き来しながらブランドを運営し、ルッキズム(外見至上主義)への問題提起を発信。企業・学校での講演も行う。著書に『そのカワイイは誰のため?』(イカロス出版)。

kelluna.(ケルナ)
スリランカで紛争被害の影響、社会的地位、性別や生活環境を理由に、労働市場に参入できずにいた現地の女性を自社工房で雇用しているフィットネスウェアブランド。

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